年金の学生納付特例、どうすべき?
こんにちは、だらよめです。
突然ですが大学を卒業したみなさん、学生の頃の国民年金どうしてましたか?私は毎年4月になけなしのバイト代をはたいて1年分一括で納付していました。
昨年夫が学生納付特例で長年猶予していた年金を追納したのですが、社会保険料控除で10万円近く税金が還付されたのを見て「何で学生の頃に払ってたんだろ・・・キーッ!!」とめちゃくちゃ悔しい思いをしたので、その悔しさをこのブログにぶつけてみることにします。
学生納付特例とは
学生の間年金支払い猶予できる
そのまんまです。必要な方はすでに申請していると思うので特にここでは書きません。が、親が払ってくれてるor卒業後働く予定のない人以外は払えたとしても支払い猶予するべきです!なぜなら社会人になってから払ったほうが得だから!
追納する?しない?
猶予なのでもちろん後から払う前提です。追納してもどうせ税金もらえなくて損だから払わない、という意見もよく見ますが、明日自分が事故に遭って障害者になったりしたら障害年金がもらえたりしますし、追納することにより税金が免除されるし、一概に損とは言えないんじゃないかなと思っている派です。
社会人になってから追納すると税金が返ってくる!
これ学生の時に本当に知っておきたかった。税金を計算する際の所得控除に「社会保険料控除」があり、追納した後に年末調整or確定申告をすれば税金が戻ってきます。
追納のタイミング
これ難しいんですよね。3年経つと加算額が増える一方、税率が10%から20%になる課税所得330万円のライン(※年収ではない)を超えそうな年に、ラインを超えないように追納するというのが最も効果が高いという説も。しかし10年を超えると追納ができない。
少なくとも学生の時に無理に払うよりは得するはずなので、とりあえず「働いていて、かつ20代のうちに払える時に払う」くらいの意気込みでいと思います。
追納&還付の方法
遅くとも8月には手続き開始がオススメ
還付には控除証明書が必要なのですが、毎年9月末までに追納した場合は10月末、12月末までに追納した場合は翌年の2月上旬に控除証明書が発行されます。
これが何を意味するかというと、9月末までに追納した場合は年末調整に間に合い、それ以降の場合は自分で確定申告が必要ということです。
税金と違って勝手に納付書が送られてくるわけではない上、手続きをしてもすぐに納付書がもらえるわけでもありません。確定申告をしたくない方は8月中には手続きを開始するのがおすすめです。
追納申込書の作成・提出
追納するためにはまず追納申込書を提出する必要があります。
お近くの年金事務所に行って手続きをするか、もしくはねんきんネットにログインして追納申込書を作成し郵送します。
忙しい社会人はねんきんネットで申込書を作成し郵送がオススメですが、ねんきんネット未登録かつ、手元にアクセスキーの記載のあるねんきん定期便のハガキがなく、またマイナンバーカードも持っていない方はログインパスワードを郵送で送ってもらうところから始めなければならないので注意です。
振込用紙で振込
追納申込書を提出して2週間くらいすると振込用紙が送られてくるので振り込みします。忙しい社会人でも、振込用紙はPay-easy対応なので、ネットバンキングで家にいながら簡単に振り込みができます。
控除証明書が届く
9月末までに振込が完了した場合、10月末に控除証明書が届くので、あとは年末調整の紙に金額を記入・控除証明書を一緒に提出するのみです。
過ぎてしまった場合は確定申告しましょう!
確定申告、難しいって言うけどアルバイトやサラリーマンなら何も難しいことはないです。私はかけもちのバイトの税金を還付してもらうために大学生の時から確定申告やってたので大学生でもできるレベルだと思ってます。みんなが難しいって言って噂が一人歩きしてるだけです。(って思ってる)
しかし追納の手続きがめちゃくちゃ面倒すぎて、国は本気で追納させる気あるんか?と思いました。国も年金の追納させたかったら23歳になったら納付書送りつけるとかすればいいのになって思いました。まあ私は当時払ったんで関係ないですけど!!!(泣)